クラブ昇格

Diary

 今日はこれといって仕事がありませんでした。
 のんびりしたもんです。
 
 朝一番、先日大学に合格した生徒が、歌舞伎の番組を録画したDVDを持ってきてくれました。
 嬉しいね。
 さっそく鑑賞することにいたしましょう。
 とにかく歌舞伎好きだからなあ。
 こういう趣味はいいですね。実にいい。
 残りのもダビングしてくれるとか。
 のんびりと楽しみに待ってるからね。

 さて本日のポイントは3時間目からの生徒総会かな。
 後期の生徒会長選挙などとあいまって、我が落研がクラブに昇格できるかどうかを決める日なのです。
 といっても、特に反対など出るはずもなく、すぐに承認ということになるんでありましょうけどね。

 しかし考えてみると、ここまでの道のりは長いものでした。
 転勤した年はこれといって何もせず、ただ様子をみておりました。
 次の年にいよいよアクションを開始。
 教えた1年生を3人も騙して落語の世界にひきずりこみました。
 そうして、なんとか同好会ができたのです。

 あとは文化祭で高座を立ち上げ、堂々と参加いたしました。
 翌年からは、さらに人数も増え、文化祭での発表場所も手頃な部屋を手に入れたのだ。
 ここいらからパワーは全開だったかな。
 午前午後と、一日に2度の高座。
 4人から5人に無理矢理喋らせました。

 足りない時には、ぼくも一緒になって楽しんだよ。
 そうこうしているうちに卒業生も増え、今じゃ何人のOBがいるのやら。
 今年も2年生が3人、1年生が5人も在籍し、これはいよいよクラブにしちゃうしかないということになりました。
 机からマイク、さらにはめくり台、アンプから毛氈、座布団まで、今ではなんでもクラブで持っております。

 今度からはどこへでも出張することを考えなくちゃいかんかな。
 大変なことになりました。
 クラブということになれば、予算もでます。
 欲しいものも買えるというわけだ。
 いいことばっかりですね。

 今後はいよいよ年に数度の落語会も含めて、お稽古に身を入れなくてはなりません。
 やっていけるんでしょうか。
 というより、やらなくちゃね。
 新しい噺をどんどん覚えて、ご披露して欲しいもんです。
 今日も生徒が来たので、「茶の湯」の原稿を貸してあげました。

 これからさてどういうことになりますのやら。
 明日は成績会議です。
 いよいよ、終業式も近くなってきたぞ。
 でも朝から2コマも授業があるのだ。
 何をやったらいいのかなあ…。

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