午前中はあったかかったです。
なんとなくそわそわとして、遠足に出かけたくなりました。
昔から遠足といえば、動物園と決まっています。
そこで、おもむろに出かけたのだ。
リュックを背負って、ただしお弁当はなし。
ぶらぶらと園内を歩く心づもりでした。
驚いたことに、年間パスポートなんてのがあるんですね。
そんなにちょいちょい来る人がいるんでしょうか。
まず最初はチョウチョの館をめざします。
ここは昆虫館とかいうのが、正式な名前なのかな。
とにかく中はあったかい。
チョウチョの楽園です。
プーゲンビリアが見事に咲いて、南の国へようこそという気分だな。
チョウチョになりたいとしみじみ思いました。
甘い蜜もあちこちに用意してあります。
あそこで育てられたチョウチョは幸せ者だ。
人間とおんなじで、生き物はみんな環境の産物かもしれません。
ライオンだって、チンパンジーだって野生のものより長生きすると書いてありました。
そりゃそうだ。
食事の心配はない。
衛生にも気をつけてくれるし。
毎日、ぶらぶらしてりゃいいのです。
これじゃ完全に落語の動物園とおんなじシチュエーションかも…。
さてさて、オーストラリア館ではコアラがお出迎え。
なんと500グラムのユーカリだけを食べて、一日20時間寝てるとか。
これには驚いた。
なんと省エネ型の生き物であることよ。
トラもかっこよかったです。
感動したのはインドサイ。
すごいですね、あの鎧。チョー・クール。
なんだかんだと2時間歩き回って9000歩。
くたびれました。
家に帰ってきてから爆睡。
すばらしいカメラを持ったご夫婦連れが多かった。
ああいう趣味もいいね。
チンパンジーなんかの姿をみてると、なんだか自分を眺めているようだ。
人間もまだまだ進化の余地ありとみましたよ。