ちょうちんをぶら下げた

Diary

 今日の仕事はたいしてございませんでした。
 朝のうちはぼんやり。
 それでも寄席に変身した隣の教室にポスターを貼ったりいたしました。
 ぐっと雰囲気が出てきたかな。

 午後になってやっと生徒があらわれ、提灯をぶら下げようということになりました。
 麻の紐を上手に張って、そこに6個のちょうちんを下げました。
 なんというか、やはり雰囲気が出ますね。
 買ってよかったな。
 これであとは噺が面白けりゃいうことはないんだけど。
 まあ、そこは大目にみてもらうことにいたしましょう。

 もう出演順は決まっております。
 先日、生徒諸君がみんなで話し合っておりました。
 一人、3回は高座にあがるということになるとか。
 つまりぼくもなのだ。
 やれやれ。
 今からちょっと気が重いね。

 なにしろ自分の高座だけじゃなくて、いろんなところに目を配らねばなりませぬ。
 廊下でお客さんを呼び込んだりもしなくちゃならんしな。
 まあ、どうなるかは当日のお楽しみです。
 ところで何の噺をしたらいいんでしょ。
 特別な教育的配慮が必要だということになると、こりゃ大変です。
 とてもじゃないけど、吉原の噺なんてできません。

 とか言いながら、やっちゃったりもあるのかなあ。
 いずれにしても、コンディションをよろしくしておかなくちゃね。

タイトルとURLをコピーしました