初恋の来た道

Diary

  今日の国語表現は映画鑑賞です。
 この前、見ておいた「初恋の来た道」を生徒と一緒にまた見ちゃいました。
 なんというか、実に単純なストーリーなんですけど、いいね。
 別に何がどうしたという派手さもなく、ただ自然が主人公なのです。
 
  人間という生き物はどこの国でも、いつの時代でもそんなに変わりはない。
 ただ日常をごく普通に過ごしているだけなのです。
 そのことがよくわかる。

 季節の移り変わりが見事です。
 色彩がきれい。
  それをカメラにおさめただけでも、この映画の価値はあるな。
 最後にかつての教え子達が、先生の柩を担ぎながら移動していくシーンはいいですね。
 チャン・イーモー監督のメッセージがあちこちにちりばめられ、それがまたいい。
 教育の大切さが伝わってくる。
 新生、中国への警鐘なんでしょうか。

 午後は漢詩。
 安西に出向く友に一杯の酒を勧めるという有名な詩です。
 まさに今、話題の新疆ウィグル自治区への出張です。
 唐の時代も辺境の守護は大きなテーマでした。
 そして数日前の事件だ。
 中国も一枚岩ではありません。

 放課後は落研の生徒が集まって出番の調整。
 いよいよ文化祭も間近です。
 さてどうなるのやら。
 おっと、その前に連休だよ。

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