この芝居のことを思い出すと、なんとなく胸がキュンとする。
どうしてかなあ。
吉田日出子のあのなんともいえない佇まいが目の前にうかんでくる。
どうしてこんなことを書き出したかというと、今日DVDを見ちゃったのです。
30年前、NHKが放送したものです。
それを去年、発売したんだとか。
偶然、学校の近くの図書館で見つけました。
借りてしまったよ。
幸い、午後は用事がなかったので、パソコンで視聴。
とにかく懐かしくて、あの頃のことをいろいろと思い出しました。
博品館劇場での公演もよかったけれど、吉田日出子へのインタビューがよかった。
なんともいえない魅力を持った女優ですね。
ぼくがみたのはシアターコクーンだった気がします。
相当最後に近い公演だったんじゃないのかな。
ジャズのメロディが全編にしみ通って、いいね。
終演後、ロビーでりんごの木の下を演奏してくれた。
ミュージカルとは全く違う。
作者、斎藤憐の勝利だ。
とにかく登場してる役者連中がみんな若い。
笹野高史、バクマツの役はこの人で決まりだな。
トランペットがいい味を出してる。
串田和美も若い。
オンシアター自由劇場の役者だけで、音楽を全部やってるというところがすごい。
だから、他じゃできなかった。
戦争は人間の運命を劇的にかえる。
罪が深いね。
明日は休みです。
うれしいな。