山形県人、大いに語る

Diary

ぼくの前に座っているK先生は山形県のご出身。時々故郷に帰っては屋根の雪おろしをするとか。今年の雪はものすごくて、とにかく難行苦行しておられる。その話を伺いながら、尾花沢の昨今の様子などもいろいろと聞かせてもらった。
東京でのほほんと暮らしているぼくなどには全くわからない苦労の山ですね。それでもふるさとを愛する気持ちは人一倍強く、観光大使なんていうお役目も果たしておられる。
今日は英語科にもう一人いる山形出身の先生が準備室を訪れ、それは賑やかでした。とにかく同じ出身地ということ、それだけでもう気持ちが通じ合うみたいです。いいなあ。そういうのって東京の人にもあるんでしょうか。よくわからん。
お昼ご飯をはさみながら、とにかくいろんな話を聞かせてもらいました。楽しかった。ちなみにぼくの奥様も山形の人です。でもちょっと内陸とはまた違った風土なので、いろいろと違いがあるんだなあとしみじみ感心いたしました。ふるさとのある人は幸せです。
それだけで、もう山ほどの幸せを手にしてます。本当に羨ましい。
新宿にうまれたぼくとしては、さてどういうふるさと愛を持てばよろしいのやら。真実、悩むね。
さて話はかわって、小島政二郎の『円朝』読み終わりました。面白かった。山岡鉄舟との禅問答、息子の放蕩に悩み苦しんだ様子。妻、おやいのすばらしさ。どれも今まで知らなかったことばかりです。
芸というものの奥深さにまたひかれましたね…。

タイトルとURLをコピーしました