朝は寒かったです。
それでもなんとか学校まで。
その間に同じ噺を2度聞いて…。
よく飽きませんね。
うまい人はやっぱりうまい。
そこに人間がみえるからね。
見えないと、どんなにうまそうに聞こえても、ダメ。
だから現実はきびしいのだ。
どうしたらうまくなるのか。
苦労するしかないのかも…。
あの圓生だって、満州から命からがら引き上げてきたのです。
その頃から、やっと殻がやぶけて、芯が出てきた。
最初、お客さんにうまくなったと言われ、本人は馬鹿にされた気になったとか。
今まで、必死に稽古していた時は、そんなことを言われなかった。
それなのに。
そういうもんかもしれません。
化けたいね。
さて授業だ。
続いて3コマ。
やりましたよ。
やらなくちゃ試験に臨めません。
とにかく最後まで。
今週と来週で、事実上終わりです。
1年なんて、こんなもんだ。
長いような、短いような。
木曾殿と背中あわせの寒さかな。
やっと意味がわかりました。
義仲寺の境内に、義仲と芭蕉の墓が背中合わせにたっているんです。
だからこの句がある。
落語は勉強になるなあ。