春よ来い

Diary

今日は落語会の日。
最初、地域の自治会館でやるはずだったのが急遽変更になり、個人のお宅での開催となりました。
こういう経験はあんまりないのだ。
音読の会ということで、目の不自由な方やさらには盲導犬も…。

これもなかなか経験できないことです。
最初に琴の演奏がありました。
柔らかないい音だな。
それに続いて、琴の伴奏にのって、みんなで春の歌を歌うことに…。

はじめの歌がこれです。
春よ来い…。
さっき歌詞を調べてみました。
相馬御風の作詞と聞いて驚いたよ。

春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている

春よ来い 早く来い
おうちの前の 桃の木の
蕾もみんな ふくらんで
はよ咲きたいと 待っている

実に豊かで趣きのある詩だ。
じょじょもいいし、桃の木もいい。
春を待ってる女の子の気持ちが溢れ出てる。
こういう言葉が綴れる人はものすごい。

隣の部屋で琴とみなさんの合唱を聴かせていただき、その後にちょこっと落語をやりました。
ほっこりとしたいい気分になったので、お題をかえて…。
「初天神」をやりました…。

終演後の茶話会も楽しかったです。
ぼくのとなりには、盲導犬が静かにずっと座っておりました。
人間より、はるかに優秀だよ。
すごいね。

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