というわけで、午後遅くに家を飛び出しました。一日中、家の中におりますと、頭の中がおかしくなります。とはいえ、朝早くに床屋さんへ行ったことはいったのですが、まあそれはそれとして…。
落語の台詞を呟きながら、うろうろとお隣の駅まで。幸いここにはたくさんのお店があります。あっちこっちを覗くのがなによりの楽しみだな。今日は貸衣装屋さんの売り場をいろいろと物色いたしました。
例によって派手だ。成人式、卒業式、七五三となんでもある。男性用のもいろいろあったな。ぼくはゆかたコーナーをしげしげと見たぞ。こういう風に男物の着物を売っていれば、なにも浅草くんだりまででかけなくてもいいのにね。まあ、ニーズがないということは仕方のないことです。
それでも帯なんかがあったので、これもじっくりと見ちゃいました。さすがに値がはるとみえて絹のものはございません。みんなポリエステルでした。どうも帯にこの繊維はよくないらしいのです。つるつる滑って緩んでくるとか。いっそ綿の方がずっとよろしいそうな。
まあ、そんなこんなであちこちぶらぶらしていると、奥様から電話。どこにいるのよといわれ、つい駅の名前を口走ると、同じところにおりました。なんてこった。帰りはそういうわけで、運転までさせられてあっちへいったりこっちへ行ったり。まあ、ありがちなことではありますけどね…。
雨がやんだらお散歩だ
