お掃除をいたしました。なんでこんなにいろんなものがあるんでしょと半ば、我が所行に絶望しつつ作業を続けたのだ。それでもまあなんとか、当初のイメージに近づきました。これでしばらくの間は掃除をしなくても大丈夫かな。
要するに掃除というのはエントロピーの数値を下げることと同義なのです。つまり邪魔なものを放出すればいいのだ。簡単な話なのですよ。しかるにあれは思い出の品だとか、やれなんだかんだとご高説をひとしきり聞かされたり、語ったりしているうちに、どうにもいやんなるのです。
いっそ、なんにも考えずに捨てるしかないのだ。いつぞや、テレビでやってたな。ときめかないものは全部処分しちゃえばいいのです。簡単なことだ。たいていのものは過去の遺物でありまして、ときめかないのです。それだけ時間というのは正直なんだな。
なんでも時間が解決してくれるのです。それ以外にいい方法はない。心が傷ついたとかいっても、やがて時間の経過とともに、全てが癒やされていくのであります。
この話はとくに掃除とは関係がないか。まあ、いいや。
その後はお散歩です。
途中から雨が降ってきたよ。それでも傘をさして歩いたね。
あっちこっちぶらぶらしてると楽しいです。くたびれるけど、楽しい。やはり人間には刺激が必要なのだ。
お散歩はいいぞ、楽しいぞ…。
押し入れの…
