朝から奥様はお出かけです。
洗濯物を干して、あちこち片付けて…。
ちょっとだけ寝て…。
少し早めの昼食をとり、いざ出陣。
今日は桂宮治さんの独演会の日です。
お手伝いを頼まれましたので、予定時刻より1時間ほど前に会場に着きました。
まずは駐車場の確保です。
なんとかなりました。
今日のお仕事は出囃子の音係。
CDを回すだけですけど、いろいろありましてね。
どこで何をかけるのか。
ちょっと厄介です。
音響装置も会場によってそれぞれ違うので、最初にまず頭にたたき込まなければいけません。
そんなこんなで、開演時刻となりました。
宮治さんに会うのは久しぶりです。
一番最初にお目にかかったのは、まだ前座の頃でした。
生徒が楽屋に遊びに来てくれた時に、宮治さんと出番が重なったこともあります。
みんなで写真を撮りました。
あれはもう4年くらい前かな。
懐かしい思い出です。
「道灌」「壺算」「青菜」。
最後は夏らしい噺でした。
彼のエネルギーには脱帽だ。
どんなに頑張っても、あんなにでかい声は出せん。
大丈夫なのかなあ。
とにかく喉を大切にしていただきたいものです。
唯一の商売道具だからね。
ぼくも立場としては似たようなもんだけど…。
細々と40年酷使してきました。
喉は大事だ。
しみじみとそう思うよ。
帰って、まず粗茶をいっぱい。
とってもおいしい粗茶でした。