今日は4コマの日です。
まずは3年の国語表現から。
今朝、ふっと宮沢賢治の『やまなし』を思い出しました。
短編です。
印刷して持って行きました。
山梨が正しいんでしょう。
山に自生している梨のことです。
アクセントがなかなかに難しいのだ。
川の底を這っている蟹が、ふと頭上を流れていく山梨に目を向けます。
新鮮な視点です。
生徒に読んでもらいました。
心を入れて読むのは、かなり難しいかな。
賢治の世界は独特ですからね。
そこには限りない宇宙がある。
さて2時間目はそういうわけで、童話を書いてよと持ちかけました。
星の王子様じゃないけれど、自分がかつて子供だったことを忘れている大人ばかりだからね。
すぐに童話なんて書けません。
そこが最初の狙いかな。
どうやって自分をその地平に運ぶか。
ここが最初の難関でしょう。
桃太郎みたいなのを書いた生徒もおりました。
一人だけ、ユニークなのがありましたよ。
次の授業の時に読んでもらうかな。
自作を朗読するというのは面映ゆいものです。
しかしそれも勉強だ。
今日はAOで合格した生徒が挨拶に来てくれました。
随分、エントリー・シートを書くのに苦労したからね。
好きな道に進んでくれればと思います。
勉強には終わりがないしな。