推薦入試

Diary

 昨日に続いて今日も推薦入試でした。
 もちろん、生徒は登校禁止です。
 朝から校内は静かなもんだ。
 門のところに係の先生が張り付いてます。ごくろうさまです。

 ぼくはご隠居さんなので、お仕事はありません。
 朝から隣の部屋でお稽古です。
 暢気なもんだ。
 それでも廊下に出ると、面接を受ける生徒が椅子に座って順番を待っています。
 かわいそう。
 声もかけられないしね。

 お昼ご飯をすませて帰ってきてからは、ずっと本を読んでました。
 2日前から読み始めた漱石の『門』です。
 何度目かな。
 暗い話です。
 というか、日常そのものです。これが漱石の現実だったんでしょう。
 『三四郎』『それから』の明るさはありません。

 でもこういう風に人生は過ぎていくんだろうな。
 また読書欄に何か書きましょう。
 時々、無性に漱石が読みたくなります。
 なんでかなあ。

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