王羲之展

Diary

 今日は学校なし。
 というわけで、奥様と朝から上野をめざします。
 着いたのは10時半前。もう最初の部屋は人だらけ。
 全く動かず、何にも見えません。
 それでもぼちぼちと人が動くのにあわせて、書聖の文字を拝見させていただきました。
 
 いろんなのが出てました。
 本物がひとつもないというのが、また伝説を生むのかも。
 圧巻はやっぱり「蘭亭序」でしょう。
 これほどにたくさんあるとは知りませんでした。
 永和九年といえば、西暦353年の話ですからね。とにかくすごい昔だ。でも内容は古びていない。
 何度書いたのかなあ。
 日本にもいくつかあるみたいですけど、個人所蔵のものも出品されてました。
 
 蕪村の屏風までだされてましたね。
 彼の感性に蘭亭の曲水宴の話がぴたっとおさまったということなのかな。
 全部見終わったのはそれから1時間半後。
 それでも駆け足なのです。
 もうくたくた。

 おなかもすきましたので、同じ敷地内にあるホテルのレストランで昼食。
 奥様は他に出向くところがあるらしく、そこでお別れ。
 ぼくは上野の清水さんにこだわって、ちょっとうろうろ探しました。
 これは崇徳院という落語に出てくる大切な場所なのです。
 どこにあるのか前から気になっておりました。
 みつけたよ。
 昔はもっと高台にあったとか。なるほど、京都の清水さんと同じような舞台まであります。

 広小路口に出ると、ちょうどいいタイミングで、めぐりんがやってきました。
 このミニバスは便利なのだ。
 さっそく乗り込み、いざ浅草へ。
 今日も随分人がいましたね。
 あっちこっちを見物してから、帰ってきましたとさ。
 とにかくくたびれたよ。ふう…。
 明日は入試です。採点に行かなくちゃ。

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