この前から行きたいなとおもっていた寄席にやっと出かけることができました。
試験も終わり、採点も評価も全部すみましたので、なんとか遊ぶ時間ができたというわけなんです。
午後お休みをとり、学校から直行です。
寄席に行くのは本当に久しぶりです。
いつも前を通るだけで、中にはなかなか入れませんでした。
ところが入ったら満員だ。驚いたね。すごい盛況で、どうなってるのかと思ったよ。
それでもしばらくすると、後ろにいた団体のお客さんがごそっといなくなりました。
以前ならただ漠然と聞いていた噺も、昨今ではとてもそんな気分になれません。
とにかく少しでも吸収できるものはという感じかな。
演題は15分の尺ですから、自ずと決まってくるね。
「たらちね」「動物園」「宗論」「町内の若い衆」「強情灸」「時そば」「紀州」「道具屋」「寿限無」。
トリは市馬の「掛け取り」でした。
これは以前、どこかのホール落語で聞いた記憶があります。
こうやってみると、稽古した噺がたくさんあります。
驚くね。
帰りは観音様に寄って夜の写真を撮り、それから帰ってきました。
来週だったか、ちょっと別のホール落語にも行きますので、それも楽しみにしてます。
自分がまさかこんな風になるなんて、考えたこともありませんでした。
まあ、道に落ちる方の道楽というやつだな。
いろいろあれど、のんびりとまいろうではないか。