桜咲く…

Diary

ついに桜の花が咲きました。
今日、ちょっと車ででかけた時にも、あちこちの枝に花が咲いているのを目撃したのだ。
うれしいね。
いよいよ、これから桜の季節になります。

この国で花といったら、やっぱり桜でしょう。
あのいさぎよさが、なんといっても魅力だろうな。
あっという間に咲いて、すぐに散ってしまう。
だからなおさら、心が揺れるのです。
毎年のことながら、ここで例の和歌を…。

世の中にたへて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

この「せば」と「まし」は反実仮想と言いまして、つまり仮定法なのです。
桜がなかったら、春はのどやかに過ごせるのになあということなのだよ。
逆にいえば、桜があるから暢気に暮らせないのです。
いつ咲くか、いつ散るか。
たえずイライラしなくちゃならん。
この季節の気分を実にうまく表現してます。

あっという間に若葉の季節にもなりますからね。
この花が散ったあとの青い葉が茂る風景もよろしい。
要するに、なにもかもがすばらしいのです。

今年はいろいろあってどうも京都旅行もままならぬかも。
無念であります。
吉野の桜も予定していたんですけどね。
それもダメみたいです。
またそのあたりの事情はここに書ける時もくるでしょう。

そんなに先のことじゃありません。
とにかく人生はめまぐるしく動いているのだよ。
これ、ほんと。

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