いつ読んだのか、覚えてません。
すごく昔です。
でも好きだな。
あの感覚が忘れられません。
石川好という人のたたずまいも好きでした。
なんとなく人がよさそうで、嘘をつかない人でした。
大島に生まれ、兄のあとをおいかけてカリフォルニアへ。
やってみつけた仕事は、イチゴ摘み。
毎日、地面にへばりついてピッキングです。
そのなかで、アメリカを見たんだよ。
それこそ、嘘をつかない最底辺の人たちと一緒になって。
その姿が好きでした。
亡くなりましたね。
最後は酒田市の美術館の館長をしていたとか。
知らなかったよ。
二回ほど行ったことがあります。
いつ読んだんだったけなあ。