とんでもない一日

Diary

 昨日の夜から降り出した雪が朝になっても降っておりました。
 これは大変なことになったというのが最初の感想かな。
 同時に、なんとなく面白いことが起こるような予感も…。

 最初の驚きははいつも乗っている電車が途中から動かないという情報。
 テレビで叫んでます。 
 となると、もう一つのルートかな。

 近くの駅までいって、そこからバスに乗る。
 それからまた電車に。
 これに決めました。
 いつもより、少し早く家を出たのだ。
 ところがバスの乗り場には長蛇の列が。
 こんなのはじめて見た。
 寒いなあ。

 それでもなんとか目的の駅へ。
 ところがなんと、いつもと全然違うのだ。
 改札口の外にあふれかえった人の山。
 山なんていったら、失礼だけど、いったいなにが起こったのでありましょう。
 それからしばらく待ちました。
 なんたって改札口から入ったものの、いつもと反対側のホームに人があふれてます。

 乗る方のホームじゃないところにいたら、いつ反対側まで行けるんだという話になるよね。
 もうだめだと思って、家に帰ろうと思いました。
 しばらく待っても埓があかないのでね。
 奥様にメールしたら、帰ってきたら、休めばいいじゃないの一言です。
 暢気なもんだよ。
 労働者の気概というものを知らん。

 こういう時に馳せ参じるのが、ご恩と奉公ということなのだ。
 とかなんとかいいながら、またバスに乗って逆戻り。
 ひょっとして、いつもの電車が動いているかなあ、などと思ったのが甘かった。
 それからは、方針の主軸をどこに定めるかで悩んだね。

 ここからの全行程を書くと、涙がでそうになるね。
 実にぼくは真面目な労働者でありましたよ。
 まあ、いろいろあれど、なんとか学校に辿り着きました。
 7時に家を出て、目的地に着いたのは、なんと11時でした。
 授業をやろうと思ったけど、生徒の欠席も多く断念。
 さらに午後はカット。

 結局、落研の生徒とお稽古をしただけの一日でありましたとさ。
 すごい。
 こいうとんでもない一日も人生にはあるのだよ、諸君。

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