栗祭り

Diary

 今日からまた授業です。
 なんというか、宿命なのかも。
 朝から土佐日記をやりました。
 今から千年も前のものですからね。
 なんか不思議な感じがします。
 生徒はわかったのか、わからないのか。

 あんまり遠い昔のことで実感がないね。
 それでも旅に出る時の気分はわかる。
 今よりもずっと危険なものでしたからね。
 生きて辿り着くかどうかもわからない。
 そういうもんです。

 でも貫之さんは、嬉しかったでしょう。
 やっと帰れるんだからね。
 子供が生きてりゃ、なおよかった。
 この段は実にかわいそうです。

 5時間目が終わり、やっと解放されました。
 嬉しいな。
 3コマもやったら、くたびれた。
 その足で、ちょっと神社まで。
 今日は栗祭りの日です。
 縁日の屋台がかなり出てます。

 なんとなく冷やかして、栗を売ってるところまで、とことこと歩きました。
 高いのか、安いのか。
 幸い、我が家では昨日も栗をいただきました。
 今日はごはんに入れていただくことになっております。
 この季節だけです。
 ホクホクしてて、おいしいですね。

 朝から立川志の春の『自分を壊す勇気』を読みました。
 途中からサラリーマンをやめて、噺家になるのは大変だな。
 それもこれも直感だ。
 ダメだったら自分が全ての責任をとる。
 それだけのことです。
 
 何が本当にやりたいのか。
 これは人生の中で最大の難問かもしれません。
 エール大がなんだ。
 三井物産がなんだ。
 ぼくにはそれが一種の記号にしかみえませんでした。
 未来のことなんて、誰にもわかんないよ。

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