Diary

 今日は学校へ行きませんでした。
 今年は基本的に金曜日は休みにしてます。
 というのも授業がありませんのでね。
 もういいでしょ。40年も働きましたから、少しはのんびりさせてもらうことにいたします。
 それに最後の年ですから。
 ちょっとくらい、さぼったって怒られはしますまい。

 そんなわけで、のんびりと起きようと思ったら、なぜか6時に目が覚めちゃいました。
 習慣というのは怖ろしいもんです。
 朝のうちはいろいろと用事があったので、それを済ませました。
 それからソファーに寝転がって読書です。
 ところがなぜか眠い。
 三島の短編を2つくらい読んだところで、あえなくダウン。
 そのまんま、20分くらい寝ちゃいました。

 なんてこった。
 やっぱり早く起きすぎたのだ。
 それにしても三島の短編は面白い。
 だけじゃなくて、うまい。
 つい読まされちゃいます。

 それから今度は能にとりかかります。
 今日は「砧」を見ました。
 ぼくにとって砧というと、かつて李恢成が芥川賞をとった『砧をうつ女』が思い出されます。
 懐かしいね。
 すごく昔です。
 能の方は夫が三年帰ってこないのを恨みに思い、砧を打ちながら、恋しい思いを吐露するというものです。
 
 夫が帰ってきた時に、妻はすでにこの世のものではなく、やがてその霊があらわれて、恨み言を述べるのです。
 それも最後は仏法の力で癒やされるという話です。
 1時間20分以上はあったかな。
 最後まで見ちゃいました。
 悲しいな。
 人の世は哀しすぎる。

 今日も奥様を某所に送ったりして、いろいろとありましたけど、なんとか無事に一日が終わりそうです。
 これからお風呂に入りましょ。
 図書館に行っていろんなのを借りてきましたので、明日は片っ端から読むかな。
 それともどっかへ遊びにいこうかしらん。
 お稽古、あんまりしてません。
 いかんなあ。

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