誠に不思議な本を読みました。
なんということなしに手にとったのです。
あとは一直線だ。
やられた。
谷崎潤一郎独自の偏執狂的な世界です。
ちょっと読むにたえないところがあるかも…。
しかし不思議と厭な感じはしない。
寸止めに近い妙技がなせる技でしょうか。
ストーリーを書くには及ばないね。
読んでみてください。
青空文庫にもある。
こんなの書いてるのという世界だな。
女首なんて言葉をはじめて知りました。
いずれにしても妙な小説だ。
感触的には『春琴抄』かな。
いや、他にも似たようなのはあるに違いない。
短編を少しまとめて読んでみるか。
今日はお稽古をしませんでした。
あったかいので、ちょっと外出。
奥様を某所にお送りしました。
図書館に寄ったら、新しい落語のCDがあって、ついまた借りちゃった。
聞くだけでも大変です。
しかし罪がなくてよろしいね。
図書館の方が、落語は回転がいいと言ってました。
新しいのを入れると、次々と借りていく人がいるのだとか。
みんな笑いたいんだ。
そんな気がする。
とにかく笑いたいんだよ。