湿気のないカラリとした一日でした。
それほどに暑くもなく、いよいよ連休の気分なのかな。
今日は朝早くにご出勤。
とにかく2コマ、国語表現をやればよろしいのだ。
天声人語を久しぶりにやりました。
新聞をとっていない家が増えてますね。
なんでもネットとテレビの時代なんですかね。
ちょっと怖ろしい気がしないでもありません。
文字からの情報に馴れていないと、読解力も落ちるからね。
心配だな。
グーグルみたいな会社が操作すれば、人々の関心をいくらでも曲げることができる。
事実、やってますよ。
中国じゃ、天安門事件に関する記事はない。
逆にプリズム効果ということもある。
自分の興味あることだけが大きくみえる。
これからしばらく新聞をネタに授業を続けてみましょ。
結果はさてどうなることやら。
帰りの電車で『桜田門外ノ変』を読み始めました。
英語の先生が貸してくれたのです。
上下2冊。
吉村昭の本は下調べがものすごいな。
ここまでやれる人はもういない。
俯瞰するのが得意だった司馬遼太郎。
市井の民に着目し続けた藤沢周平。
どちらでもない。
彼独自の視点です。
今日中に上巻を読むか。
二二六事件の現場をレポートしてるみたい。
水戸藩士の立場からみれば、こうなるんだな。
歴史は誰がどの視点で書くかによって、全く違うものになります。
だから面白いんだよ。