今日は2コマだけの日です。
昨日から、文学史をやるからねと話しておきました。
国語便覧なるものを使って、漱石という人物について説明したのです。
とにかくへんな人だったみたいだよとか…。
あるいはやたらな勉強家で、神経衰弱気味だったとか。
いろんな話をしました。
漱石の研究書は山のようにあるからね。
その一部を語るだけで、すぐに1時間ぐらいはかかります。
とはいえ、試験の前にやる授業ですから、大切なところだけだよ。
それでもいろいろとありましたね。
ぼくはいつ頃から読み始めたのかなあ。
よく覚えてません。
やっぱり高校の頃かな。
なんにも読む本がない時は漱石を引っ張りだしてましたね。
昔の文庫本がまだあります。
しかしかつての本はとにかく活字が小さい。
青空文庫で拡大して読んだ方が楽だな。
最近は『門』を何度か読み返しました。
派手なことはなんにも書いてないけど、好きですね。
生徒諸君もこれをきっかけに何冊か読んでくれたらうれしいです。
授業なんてその程度のもんでしょ。
少しでも彼らをインスパイアーできるかどうか。
そこに命があると思ってます。
明日は休みだ。
のんびりするぞ。