なんとなく年末…

Diary

 今日はもう29日だとか。
 あっという間だなあ。
 何もしなかったといえば嘘になるけど、何かしたかと訊かれてもさてと首をかしげるばかり。
 朝からあれやこれやと奮闘いたしました。
 しかし「掛け取り」にでてくるような借金取りも来ず、まずは中くらいなめでたさのおらが春というところです。

 ところで長井好弘さんといえば、読売新聞の落語欄を一手にやってる人です。
 その彼が書いた『僕らは寄席でお言葉を見つけた』という面白い本をずっと読んでました。
 今年の5月に出た東京かわら版新書第一弾だそうな。
 第二弾もあるのかな。
 はなはだ不安でありますけどね…。

 中身は東京かわら版に載せた「今月のお言葉」から50編を選んでまとめたものです。
 重鎮から新人まで、ほどよく並んでいて、まさに寄席にいるようです。
 三遊亭円歌からボンボンブラザースまでといったら、わかりやすいのかな。
 それにしてもよくこれだけ通ったなというのが実感です。
 とてもじゃないけど、ここまではできません。
 それだけ好きということなんでしょう。

 細かい芸の差を実によく見てる。
 感心しました。
 ここまでしないと、評論家にはなれないのだな。
 誠にご苦労なことであります。

 午後からは奥様におつきあいをして、買い物へ。
 随分と荷物を持たされました。
 はいといって、次々と袋が目の前に積まれていきます。
 文句をいう暇もないね。
 しょんぼりしながら、山のような袋を抱えて帰ってきました。

 大きなお掃除も終わり、あとはお正月がくるのを待つだけです。
 このところ少し寒いからね。
 あんまり外に出歩かないで、静かにしてます。
 今日はNHKが9本まとめて放送した「ドキュメント72時間」を3本も見ちゃったよ。
 あの番組はおもろいね。
 明日も見るのだ。
 人は哀しいよ。

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