試験と採点

Diary

 今日はぼくの試験の日です。
 とにかく答案が出てくるのを待ちました。
 1時間後、なんとか予定通りに…。
 さて採点だ。
 赤のボールペンを持ちまして、たちどころにと言いたいけれど、どうもね。
 
 いつものようにスピードが出ません。
 それというのもそんなに急ぐ必要がないからです。
 明日もあるのだ。
 慌てちゃいけません。
 というわけで、とりあえず2クラス分を。

 お昼ご飯をいただいてから、またまた採点。
 これでなんとかなりました。
 後は明日、やればよろしいかな。
 昨日のお疲れもありますしね。
 適当にやればよろしい。

 朝から、ずっと本を読んでました。
 『切り捨てソニー・リストラ部屋は何を奪ったか』という怖ろしいタイトルの本です。
 会社がダメになっていく瞬間というのはこんなもんなのかな。
 なんだか読んでて悲しくなりました。
 次から次へと、リストラ部屋に投げ込まれて、辞めていく社員。
 その傍らで数億円の給料をもらう社長。

 ちょっと図式的ではあるけれど、あまりにひどいので、口もあんぐりだな。
 いったい何万人が辞めさせられたのか。
 会社30年説なんていいますけど、本当だね。
 創立者、井深、盛田時代はなんだったんでしょう。
 夢ですかね。
 あまりにも淡い夢だ。

 名前だけで生き残れる時代はとうに去ってしまったんだな。
 エンジニアたちは海を渡って韓国へ。
 あるいは起業をする。
 大きくなりすぎた会社の行く末を見るようでした。
 新しいものが生まれない企業に未来はないのだ。

 なんか悲しい本でした。
 就職するんなら、川上産業へ。
 これが今の合い言葉かな。
 ちなみに川上産業って、会社の名前じゃないよ。
 もう、IT産業にも限界があるのだ。

 どうしたらいいのかね。
 これからの若者たちは…。
 実に悩ましいのですよ。
 これ、ほんと。

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