試験範囲完了

Diary

 やっと試験範囲が全部終わりました。
 やれやれです。
 これでのんびりと試験が迎えられるというわけです。
 まずありがたい。
 誰に感謝したらいいのやら。

 土佐日記も最初の門出に比べて、次の段になると、急に子供が亡くなる話になります。
 せっかく京都から連れてきた子が、赴任地でなくなってしまうのです。
 それを忘れるように懸命に振る舞いますが、やっぱり親です。
 一緒に帰れない悲しみがこみあげてくるんだね。
 千年前も今も、親の気持ちにかわりはありません。

 このあたりが紀貫之の面目躍如というところかな。
 最初の段の賑やかさが一転して、ぐっとくるところです。
 古文というのはいいね。
 人の感情を真正面からとりあげる。
 たまりません。

 その後、試験を刷りました。
 全部、某所に収めて今日は終わり。
 放課後は賑やかに、落研のメンバーが集まりました。
 この前と同じように、元犬のお稽古。
 楽しい噺です。

 ただし、スピード感がある程度必要かも。
 あんまりのんびりやっちゃうと、少し飽きられるかもしれません。
 テンポが大事かな。
 まあ、また試験が終わったら、お稽古をすることにいたしましょう。

 幸いなことに明日はお休みです。
 奥様はお出かけだそうですので、ぼくは家でぼけっとさせてもらいます。
 薬が効いてきたようで、かなり楽になりました。
 今日も早く寝て、明日に備えることにいたしましょうかね。
 それがいい、それがいい…。

 早く自分のお稽古を再開したいです。
 喉よ、なおっておくれ。

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