一週間ぶり…

Diary

 誠に久しぶりの学校です。
 まだあるのねという感じ。
 朝から授業です。ちゃんとやらないとね。
 いろいろとやりましたよ。
 細田守のアニメをかなりの人が見ているということも知りました。
 知らないのはぼくだけだったかも…。

 なんとなく2コマ終え、ちょっとゆっくり。
 昨日の能舞台に居並んだ人々のプロフィールを調べたりして、暢気なもんです。
 鵜沢光さんの仕舞いもよかったな。
 親子二代にわたってプロの女性能楽師なんだそうです。
 女の人はどうしても声量や声質で男性には負けちゃうけどね。
 ぜひ頑張ってほしいものです。

 昨日、少しだけ読み残した『何者』も無事に読了しました。
 最後まで違和感が残ったね。
 今の学生さんたちの横顔をかなりうまく描いていると思います。
 最後のシーンで女性が放つタンカはなかなかの切れ味で、それなりに評価はできます。
 でもああいうことは昔からあった。

 誰もがエスタブリュメントに組み込まれたくないと呟きながら、戦後の高度経済成長の戦士になっていったのです。
 今はもっとそれがみごとにシステムの内に組み込まれているけどね。
 どちらがいいのかはわかりません。
 とにかくスマホやパソコンと若者の生活が切ってもきれないものになっているとということはよくわかりました。
 というより、少し病的かも。

 表のSNSに書けないことを、裏のツィッターに呟くとか。
 どこまでが本当の自分なのか見えなくなってしまう。
 そういう装置としての自分探しであり、就活なのかもしれません。
 きっと数年たったら、この本の世界は、メルヘンになっているような気もします。
 それくらい、進んでる。
 そういう怖い社会です。

 大学3年から4年の春というのは、まさに一生の正念場なんでしょう。
 もしそうだとしたら、ちょっと寂しいような悲しい気分も残るね。
 それから先は勝者と敗者の人生模様なのかしらん。
 早く気づいた人間が勝ち、そうでない人間は格差社会の階段をおりていく。
 そんなふうにも、読めました。
 
 明日も雨。
 朝、学校には行くつもりです。

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