能三番

Diary

 今日はお昼前に、とある能楽堂へ到着。
 かなり前から今日はでかけようと思ってました。
 とにかくシテがよろしいのです。
 鶴亀、梅若万三郎。融、観世銕之丞。石橋、観世清和。
 なかなか、これだけの組み合わせはありません。
 とにかく必死で馳せ参じたのです。

 結論、くたびれた。
 終わったのが7時過ぎです。
 何時間いたのかなあ。
 融はよかったですね。
 源融という人は、噂によれば光源氏のイメージの人なんだとか。
 紫式部は彼を源氏に仮託して、あの作品を書いたらしいです。
 もちろん、道長も候補の一人ではありましたけどね。

 観世銕之丞の太い迫力のある声。
 なんともいえないな。
 また見たいです。
 今度はいつのことになるのやら。

 ところで、ぼんやりと舞台を眺めていたら、前々任校でご一緒した先生に声をかけられました。
 ほんとにいろんなところで、いろんな方にお目にかかります。
 なんでも能をお稽古しておられるのだとか。
 今度、別のところでおやりになる発表会のプログラムまで頂戴しました。
 一度行きたいと思っていた能楽堂なのです。
 ぜひぜひ…。

 その後、ロビーのソファーでちょっとぼけっとしてたら、先生もお見えになりました。
 いろいろと近況を報告しあい、つい落語のことや、このサイトのこともお話しちゃいました。
 ぼくってお喋り…。
 反省してます。

 N先生、来月のお能の会には必ず伺わせていただきますからね。
 これもありがたいご縁のたまものです。
 能はいいですよ。
 あの鼓と笛の音を一日聞いていても、ちっとも厭じゃありません。
 すごく癒やされます。
 あれがヘビメタじゃ、今頃ひっくりかえってるよ、きっと…。

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