とろとろ…

Diary

 連日の暑さにはまいりました。
 身体がついていきません。
 どうにもならん。
 朝ごはんを食べてうとうと。
 昼ごはんを食べてうとうと。

 ずっとソファーに横たわっておりました。
 志ん生の本を読んでいたら、すぐに睡魔が襲ってきたね。
 いい感じで師匠の横顔を活写してあります。
 ああいう本はいつまでも読まれるんでしょう。
 というか、伝説の人だからね。
 知っている人も、もうそんなにはいないだろうし…。

 父親がよく晩年、志ん生のまねをしてました。
 どこかで短い噺を披露したこともあったようです。
 親が生きているうちに、落語の一つも披露できたらよかったのになあ。
 最近、そんなことを思います。
 好きでしたからね。
 二人とも江戸っ子でした。

 そのDNAがぼくの中にも宿っているのかも…。
 そうだとしたら、嬉しいです。
 今日は「お札はがし」と「茄子娘」をついお稽古してしまいました。
 お札はがしはちょっとあやしいけど、まずまずかな。
 
 茄子娘は最初に扇橋さんのを聞いてから…。
 いいですね。なんともいえない味わいです。
 どことなく民話風でありながら、噺のよさもありますしね。
 鰍沢や、文七元結などとは、味わいがまた違います。
 芸はその人一代のものです。
 ことに落語にはそういう要素が強いように思います。

 夕方ちょこっと買い物へ。
 それにしても暑い。
 車に乗るのもしんどいです。
 
 今日から相撲が始まりました。
 この間に「佐野山」を覚えようかな。
 この前の歌奴のはよかった。
 歌彦という二つ目の頃から、実力がありました。
 とにかく声がいい。
 相撲の噺は大好きです。
 それにしても暑いねえ。

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