これといって…

Diary

 何をしてきたという訳じゃありません。
 生徒諸君は試験中だというのに、ぼくはもう夏休みモードです。
 すいません。
 今日は同じ部屋の相棒達がおりませんでした。
 どこへ行ったのやら…。
 そういうわけで、好き勝手に過ごしたという次第です。

 まずは試験監督から。
 1年生のお部屋にいくと、なんとなく雰囲気がまだかたいね。
 真面目です。
 ちゃんとノートなんかを出して勉強してる。
 それだけで偉い。
 問題を配って1分くらい、しーんとしてます。 
 いいもんだ。

 ぼくはもっぱら落語の原稿をみながら、頭に詰め込む作業。
 とんでもない話です。
 でもこの静けさはたまらないね。
 だからといって、すんなり覚えられるかといえば、それは甘い。
 もう、そんな頭じゃありません。
 相当、きてる。

 あとは繰り返しです。
 それと、どうしても、この噺をみんなの前でやりたいかどうか。
 まあ、モチベーションというやつかな。
 話している方にゆとりが出れば、それが顔に出る。
 すると、聞いている方は安心いたします。
 演じている人が緊張してれば、聞く方はもっとくたびれる。

 そこいらが最大のポイントだな。
 昨日の遊雀の「看板の一」を見てて心底そう思いました。
 あの目つき。
 へろへろっとする感じ。欲しいです。
 あれができれば、もっとお客は笑うね。
 そんな気がします。

 まあいいや。
 明日は明日。
 さて何が飛び出しますか。
 お能をもっとちょいちょいみたいけど、なにしろ高い。
 寄席は安い。
 この差はなあに。
 なんでしょね。

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