現代文が終わった…

Diary

 やっと3クラスとも、現代文が終わりました。
 川上弘美の『神様』はこれで2年目ですけど、読めば読むほど味わいがあります。
 なんともふんわりとした空気感が漂っていていいね。
 個人的には『センセイの鞄』という作品が好きですけど、これもなかなかだ。
 原発事故の後、『神様2011』というのも彼女は書いてます。

 それもあわせて読むと、また印象が深まるかも。
 つまるところ、ここに登場するくまは異邦人そのものです。
 誰にも理解されることなく、孤独の中に沈んでます。
 それを掬いとったのが、主人公の「わたし」。
 ただし男か女かもわかりません。

 そういう不思議な味わいに満ちてます。
 いいね、これは。
 なんとかやっとのことで、ここまで来ました。
 残りの2週間で、漢文をやりましょう。
 故事なんて、今頃やることじゃないのかもしれないけど、やってないんだから仕方がない。
 本当なら、項羽と劉邦の登場する鴻門の会あたりを勉強したいけどね。

 とにかく明日から頑張って進むことにいたしましょう。
 それにしても今日は暑かった。
 朝から半袖です。
 どうにもならん。
 むしむしして、かないません。
 教室にも冷房が入ってました。

 少しは快適な気分で授業に臨まないとね。
 全くの話が…。
 明日はちょっと行きたいところがあるんですが、さてどうなることやら。
 また体調と相談しながら、極秘に計画を進めたいものです。
 三島の『美徳のよろめき』なんてのをつい手にしました。
 読み始めましたよ。
 とんでもない小説だね。

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