男性学

Diary

 今日はお休みです。
 朝も7時過ぎまで寝てました。
 朝のうちはいいお天気でしたけど、だんだんとアヤシクなり、やがて雨。
 なんとなく、人生を象徴してるのかも。

 これといった用事もないので、本を読みます。
 その間に落語のお稽古。
 長い噺なので、前半と後半に分け、ボイスレコーダーで録音をしました。
 やっぱり冷静に聞いてみないと、わからないからね。
 自分じゃいい気分でやってても、まずいところがあるんです。
 そういう箇所を潰す作業も大切なのだ。

 台詞がアヤフヤだったりすると、聞いてる人もわかんないしね。
 さてお食事のあとは、男性学の本を。
 最近は女性の方はやたらと盛んですけど、男性の方は旗色が悪い。
 結婚も就職も、かつてとは全く形がかわってます。

 しかし卒業時に一括して採用するというパターンはおんなじだ。
 昔のお父さんのように生きていけないのも厳しい。
 結婚もしかり。
 今は5人に1人は生涯独身なのだそうな。
 
 趣味にもランクがあって、これも厄介です。
 男性が女性をリードするという社会の枠組みは、あまり変化していないとか。
 プロポーズもそうです。
 一方的に男性からという図式が多いらしいのです。
 そういう形を女性が好むということか。

 一番面白かったのは、飲食の費用を折半するのではなく、それぞれの分に応じて払う人が多いというところでした。
 4割近くが、そういう払い方をしているらしいのです。
 これには驚きましたね。
 時代がかわっているのだよ。
 もうおじさんの価値観は通用しません。

 しかしこんな本が出てくるというのも時代かな。
 この先生、大学の授業アンケートで、1番だそうな。
 これも時代ですね。
 ちなみに本のタイトルは『男がつらいよ』。
 サブタイトルは絶望の時代の希望の男性学でした。

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