どこにも出なかった…

Diary

 一日中、家の中におりました。
 朝からずっと『獄中記』を読んでおりました。
 自分が塀の中に幽閉されている気分です。
 あんまり愉快じゃないね。
 しかし佐藤優は少しもめげない。
 それが今に繋がっているんでしょう。
 あの馬力はどこから出てくるのかな。

 国というのは自分の存在を証明するためになんでもする。
 その手足となって働いていた官吏を、また別の官吏が捕縛する。
 検察の思惑もよくみえます。
 日本などはまだゆるい暴力装置が垣間見える程度だけどね。

 そんなことを考えながら、ずっと哲学書と神学書を読みふけるというのはどうも…。
 ぼくにはとてもできそうにありません。
 とはいえ、相手のシナリオに乗るのも不愉快だしな。
 そんなことをつらつらと考えながら、ずっと過ごしておりました。

 午後からは確定申告であります。
 これも自分でやらなくちゃならん。
 さいわい、パソコンでできますのでね。
 簡単といえば簡単だ。
 しかし馴れないと、こんなに面倒臭いことはない。

 まあ、何事もぼちぼちです。
 ひとつぐらい噺の稽古をしたいものですけど、どうも天気がよろしくない。
 気分がのりません。
 やっぱり一日に1度は外に出なくちゃだめだね。
 でも外は暗くなっちゃったし、明日のことにいたしましょ。

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