コンサート

Diary

 今日は午後から娘の入れていただいている合唱団のコンサートがありました。
 少し前までは息子もいたのですが、ここのところ休んでいるそうです。
 仕事の関係なんでしょう。
 残念な話でございます。
 さて奥様のお友達をお乗せして、会場へ。

 この2日間、家におりましたので、まだ本調子じゃありません。
 途中で目をまわさないように慎重に運転しないとね。
 さて会場へ着くと、ものすごい人の数。
 どうやら同じ時間に別の会場でも合唱団のコンサートがある模様です。
 すごいなあ。

 こんな寒い日にあれだけ集まるというのだから、余程のことです。
 もう22回目だそうで、少なくともここ15年くらいは通っていることになります。
 以前は12月が多かったので、ついクリスマス関連の音楽が中心でしたけど、ここ数年はそんなこともありません。
 ぼくも以前合唱をやっていたので、どの曲を聴いてもすぐにいい気持ちになっちゃいます。
 好きなんでしょうね。

 今日は高田三郎の「ひたすらな道」が第2ステージに組まれてました。
 高田さんの曲では「心の四季」と「水のいのち」が殊に好きです。
 どっちも詩がよくて、吉野弘と高野喜久雄の言葉が胸に響きます。
 今日の中ではやっぱり最後の「弦(いと)」かな。
 この詩は、実に深い。
 味わいに満ちております。

 その他ではやっぱり「鴎」ですかね。三好達治の詩に木下牧子が曲をつけました。
 これは名曲だ。
 何度聴いても気持ちがいい。
 「ついに自由は彼らのものだ」というあのリフレインが頭の中で鳴ってます。
 
 あとは「夜もすがら」かな。
 これは鴨長明の方丈記を題材にした曲です。
 新古今集からとったとか。
 この前の朝日コンクールの課題曲でした。
 好きですね。
 マイナー風の曲想が実に内容にあってます。

 というわけで、たっぷりと2時間半を過ごし、家に戻ってまいりました。
 明日から目を回さずに通勤できるかなあ。
 それもよくわかりません。
 かなりくたびれました。
 音楽を聴くにも体力が必要なのだよ。

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