つい小説を…

Diary

 今日はなんだか寒いような一日でした。
 長袖だけじゃなんとなくヒヤヒヤして。
 どうなってるんでしょう。
 秋を通り越してしまうのかな。
 やっとお彼岸になるというのに…。

 朝のうちはいつものように過ごしました。
 でもちょっと小説を手にとったのがいけなかったのかな。
 またまた池井戸潤のです。
 読み始めたらとまらなくなって、最後まで読んじゃいました。
 ありえない話だけど、組織の非情さという点に限っていえば、ありかなと思います。
 人事がすべて。
 これってまさに今です。

 ソニーがなぜ他のメーカーに比べて回復が遅いのか。
 ここのところ話題になってますね。
 かつてのウォークマンみたいなヒット商品を生み出す土壌がもうないんでしょう。
 日本人の基本は減点法だからな。
 公務員も銀行員もみんな似たようなもんです。
 今はメーカーもおんなじか。

 ドジを踏まないように、絶えずまわりの空気を読んで。
 これじゃヒットはうまれない。
 日本テレビの井原高忠さんも亡くなりました。
 随分と昔、まだ会社に勤めていた頃、彼の存在を知りました。
 ああいうタイプのプロデューサーはもう出ないでしょうね。

 今じゃ、この国がみんな減点法に戻ったね。
 出る杭は打たれるの喩えあり。
 寂しいことです。
 原価計算、貸借対照表、エクセル、効率の国です。
 それ以外の視点は消えました。
 すべては経済優先。
 プラグマティズム万歳です。
 
 ぼくは呆けてく一方だしね。
 さてどうしましょ…。

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