とにかくのんびりいたしました。
日曜日ですからね。
安息日なのです。
明日からに備えて、休養しなくてはなりません。
首をぐるぐる回して、肩のこりをとって。
お稽古も少しだけしました。
最近、なんとなく昔の噺を繰り返してます。
忘れちゃいけないからね。
子褒めなんて噺は基本中の基本ですけど、これできちんと笑いがとれれば一人前なのです。
真打ちの子褒めは面白いからね。
前座さんのとは全然違う。
ほんとに何が違うのか。
義太夫の師匠に言わせれば、「音」(おん)なのかな。
今日は竹本住太夫さんの引退興行にまつわるテレビ番組を見ました。
86才になっても、芸の稽古は真剣そのもの。
お弟子さんにとっては鬼そのものだ。
怖い。
稽古をしてきたから、今日があるとしみじみ語っておりました。
蓑助さんが最後に楽屋に来て、男泣きに泣くシーンはよかったな。
あれが芸に生きる人の無言の言葉なんでしょうね。
落語の稽古もあれくらいやらなくちゃだめなんです。
次の台詞がなんだっけなんていってるうちは、ほんの火遊びです。
雨が降ったり、湿気があっていやな天気です。
明日はどうなるのかなあ。