ぼんやりと…

Diary

 どうも迫力のあるタイトルが出てきません。
 天気もぼんやり、頭もぼんやり。
 それでも試験前ですから、授業をやってます。
 あんまりパワーは出ません。
 それなりにというところかな。

 あいてる時間にちょっとお稽古をしてたら、とんでもないとこで間違えてありゃりゃでした。
 本当はこの台詞を言ってから、次の段落に入るのに、そこを抜かしちゃったのです。
 これはいかん。
 もう修正がききませんでした。
 本番でやったらリカバリーができるかなあ。
 たぶんダメでしょ。

 安心してやり馴れてる噺の時に、こういうことがあります。
 もう一度ここだけ取り出して、やり直しておかないとね。
 またすぐ高座がありますので。

 ありがたいのですけど、苦労は並々ではございません。
 実生活では味わえない瀬戸際ばかり。
 落語をしてなかったら、絶対に経験できない境地です。

 今日はお昼にもう一つ、酔っ払いの噺をやってみました。
 なぜかこちらはちゃんと覚えてる。
 どういうことなのかな。
 自分でもよくわかりません。

 とにかくお稽古あるのみです。
 稽古している以上のことはできないのだ。
 あとは神様にお願いするのみ。
 過去と他者をかえるのはとにかく難しい。
 それに比べれば、未来と自分はなんとかなるかもしれない。
 それ以外に方法がないでしょ。

 今日から三島の『奔馬』を読み始めました。
 大神神社で剣道の試合をするシーンがこの前の奈良への旅に重なったのです。
 三輪山はすごいぞ。

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