ウィークデーの落語会

Diary

 今日はあったかかった。
 朝からポカポカ。昨日とは大変な違いです。
 さて本日のメインイベントは、さる所にお呼ばれしての落語会です。
 いつもなら土日だけしか出られないのですが、春休み中ということで、ノープロブレム。
 
 午前中、今日ご披露する予定の噺をボイスレコーダーにとってみました。
 この前より、いくらかよくなったかなあ。
 艶笑噺なんです。
 といってもそんなに色っぽいという訳じゃありません。
 間男のお話です。古い言葉だなあ。間男か…。

 この前のお稽古会で、もっと色気を出せと皆様から指摘されました。
 「紙入れ」という噺です。
 さて本番ではどうだったんでしょ。
 お客様にはしっかりと笑っていただけましたよ。
 やれやれ、ありがたい。
 ここぞというところで、ガハハとくると、気分は最高です。

 ようし、この調子で次回も笑わせてやるぞと、へんに張り切ってはいけません。
 いつもお客様は移ろうものなのです。
 喋る方もその日の微妙なコンディションによって、出来にかなりの差があります。
 ここいらはやってみたことのある人にしかわからないかな。
 とにかくいい気分で駅に戻り、コーヒーなぞ飲んで一服いたしました。

 人前でなにかをやるというのは、実に恥ずかしいことではあります。
 しかし今や、それが快感になりつつあるのだから、また怖ろしい。
 この先、どうなるのかなあ。
 自分でも全くわかりません。
 さあ、またお稽古だ。完全に落語バカです。他のことが頭に入りません。
 みんなスルーしちゃう。
 奥様には叱られっぱなしです。
 あたしの前で、落語の話はしないでね。
 
 それにしても桜がみごとですね。
 夜桜もことのほかよろしいですぞ…。

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