寒いので読書

Diary

 今日はやたらな寒波が来たとかで、出かけた奥様からメール。
 外は寒いからうろちょろしない方がいいわよ。
 なるほど寒い。昨日とは比べものになりません。
 そこで駅伝を見たり、本を読んだり。
 昨日の方がハラハラして面白かった。
 今日は日体大がずっと1位だったからね。

 そういえば前々任校で、ぼくのクラスにいた女子が日体大に行ったな。
 陸上をやっていた彼女も駅伝の日は、次々と中継地点を移動してた。
 あの頃はいつも何位くらいだったんでしょ。
 とにかくあれから随分と月日がたちました。
 今じゃ30歳を超えて、二人のお子様の母親だ。
 でもきっと万歳を叫んでいるに違いない。今頃は実家に帰っているのかな。

 さてそんなわけで、今日は新藤兼人の『100歳の流儀』を読みました。
 今となっては去年のことだけど、つい先だってまで存命だったのだ。
 この本は彼の遺書だ、遺言状そのものだな。
 とにかく最後まで諦めず、己に正直に生きろと叫んでいる。
 最初の奥様から最後の乙羽さんまで、そのひたむきな愛情の傾け方には頭が下がる。

 「裸の島」。昔、見たな。
 最後まで音のない映画だった。
 乙羽さんと杉村さんの共演した「午後の遺言状」という映画を見たのが最後です。
 その後のは見てない。
 いつかチャンスがあったら…。
 母親に対する思慕の情が綿々と綴られていて、なんともいえませんね。
 まだ奥様は帰ってきません。メールもなし。
 今日はどうなるのかな。よくわからん。

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