寒いわけです。暦の上では大寒なんだ。朝からほんとに寒かったです。腰の痛みに打ち克ち、なんとか起きようとしましたが、寒いのでやめました。それでも今日はちょっとしたイベントに参加する予定でした。とにかくご近所の大きなホールにある和室までやっとのことで辿り着いたのです。
子供落語教室のインストラクターという図かな。いやいやどっちかといえば、トラクターという感じかも。10人以上の子供たちが落語のお稽古をして、それを2月にご披露するという催しなのです。ちなみに昨年も参加させていただきました。
今日のメンバーは半分くらいが去年と同じなので、みんな1年かけて、ここまで稽古をつんできたのでしょう。とにかくうまい。最初のお子さんは小学校3年生だったかな。手にメモ帳を持ちながら必死に頑張りました。次のお子さんは5年生。江戸っ子の雰囲気が実によく出てました。なんと「火焔太鼓」をやったのだ。
おかみさんの風情がなんともいえず、思わずガハハと大笑い。こんなにうまいともうダメね。完全にやられました。いったい小生は今まで何をしておったのか。激しく反省をしなければなりません。ああ、やだやだ。芸の道は怖ろしいことばかり。
最後は可龍師匠が「のめる」をやってくださいました。朝から落語三昧で、もうお腹いっぱい。帰ってきてから、しばらくぼんやりしちゃいました。
あんまり声もよく出ないので、今日はお稽古をさぼり、炬燵にもぐっておりましたとさ。
それにしても寒い。もういや。
ほんとに春は遠いのね。