今日は1年生に詩を書いてもらいました。
寺山修司の妙な詩をやってから、さてそれではというわけです。
全部ひらがなでやってみるか。
どうせだから、ヘンな詩を書いてみようか。
詩を教えるのは難しい。
今までで一番うまくいったなと思ったのは実に30年くらい前。
宮澤賢治が妹をうたった詩でした。
あの時はよかった。
あれ以来、沈没だ。
それくらい難しい。
感性のせめぎ合いだからね。
わかる人にしかわからない。
教室でやる時は誰にでも理解できるようなのに限る。
谷川俊太郎の「ことばあそびうた」みたいなやつとかね。
いわゆる有名なのはなかなかうまくいかん。
昔、中学生の頃だったかな。
これはいいなとおもったのがあったけど。
確か、室生犀星だった。
随分授業でやったけど、みんなうまくいきません。
そんなもんです。
それだけ詩は難しいのです。
でも生徒の感性はすばらしいね。
ぼくには想像できない世界を持ってる。
明日も別のクラスでやってみるかな。
寒いような湿ったような…。
厭な天気が続くね。