粛々と…

Diary

今日は金曜日の授業をしました。
今週は祭日で潰れちゃうからね。
こういうのを臨機応変とでもいうんでしょう。

というわけで、2年生の現代文を3コマ。
舞姫をじゃんじゃんとやってます。
難しい原文を訳してもらいながら、主人公の心の内側に深く潜入していくのだ。
これが結構面白い。

生徒もじっと聞いてます。
今と時代が違うとはいえ、そこはそれ、若者には若者の心理があるのだ。
明日もさらに読み込んでいくかな。
最初は飽きちゃうかなとおもったものの、さにあらず…。

ひょっとすると、ぼくが一番勉強させてもらっているのかもしれん。
なんとなくそんな気がしてきました。
これで試験を作るなどというのはおこがましいね。
なにか自由な論文でも書いてまとめてもらった方がいいかもしれません。

しかし、そんなことを言い出すと、生徒はまた目を白黒させるのかな。
文学というのはやはりすごい。
とくに名作と呼ばれるようなものには、何かがある。
舞姫をやったのは今から10年くらい前。

あの時とはまた気分が違います。
それだけ、ぼくも年をとったということかも。
帰ってきたら、娘と駅でばったり。
今日は家で夕飯を食べてから、合唱の練習に行くそうな。

結構なことじゃありませんか。
ところがおまけとして、かなり遠い駅まで車でお送りしなくちゃならんことになりました。
こんなこともありますね。
とほほのほ。

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