ついに始まった…

Diary

 やっぱりこの日はやってきた。
 あたりまえか。
 もう少し涼しくなってもらわないと困りますな、ほんとに。
 朝のうちはなんとかなるかなと思っていたら、なんのなんの、どんどん暑くなってしまったのだ。

 それでもいろいろとありまして、まあよろよろと一日を過ごしたというわけです。
 生徒は避難したり、起震車に乗ったりと忙しそうでした。
 隠居の身としては、そんなこともなく、マイペースそのものです。
 ただし明日から授業があるそうなので、その準備だけはしなくちゃならん。
 そんなことをつらつらと考えました。

 午後は生徒も随分いなくなり、例によって一人でお稽古をいたしました。
 昔覚えたのを忘れないようにということで、このところ復習に励んでおります。
 今日は「牛ほめ」「金明竹」をいたしました。
 「道灌」「たらちね」「子ほめ」とかいう、いつでも出来る噺をきちんとしこんでおかないといけません。
 そういう噺をちゃんとしてから、本来長くて難しいのにチャレンジしなくちゃいけないのです。
 どうも落語のイロハを心得ていなくて、いけませんな。まったく…。

 今日はもう暑いからやめようかな。
 でも稽古をしている時が一番楽しいです。
 なんででしょ。
 よくわからん。
 今日、『圓朝謎語り』なんていうタイトルの本を読み始めました。
 いろいろ出てるなあ…。

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