爽やかな一日

Diary

 いいですね。こういう天気は。
 今まで苦しめられていたからなあ。
 高原にいったみたいです。
 風が一気に秋色になりました。湿気がない。これがなによりです。
 今年はとにかくすごかった。
 毎年、そんなことばかり言ってるような気がしますけどね。

 今日も学校へ行きました。
 久しぶりに図書館にも顔を出しました。
 いろいろと読みました。
 若者論の本もね。
 昨日の諮問会議で喋っていたあのちょっとウサンクサイ若い人の本です。
 『絶望の国の幸福な若者たち』とかいうの。
 今の若者はちっとも不幸じゃないというより、あっけらかんとしすぎているという内容です。
 未来がそれほど明るいというわけでもないのにね。

 着るものはユニクロ、家具はニトリかイケア。食べるものはマック、たまには吉野屋にも寄る。
 なんという記号論的な人生であることよ。
 こんなことをしていてエントロピーは増大しないのかね。
 また近いうちに地震が来るということか。原発もまたぶっ壊れて…。
 意識の上で国境がなく、ネットがつながり続ける。
 つぶれる国なら消えればいい。
 ラインの既読情報にくたびれ、フェイスブックに次々とあらわれる友達の幸せな日常に嫉妬する。

 あんなにみんな元気で幸せで、遠くまで旅し続けているわけはないのにね。
 さて、若者は幸せなのでありましょうか。
 いつもリストラに怯えているより、そんなこともあるでしょうと腹をくくっている方が楽なのかも…。

 明日も学校へまいります。
 窓の向こう側では隣のマンションが大規模修繕中。
 ドリルの音がなんともいえず、かまびすしいのでございます。

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