ひねもすのたりのたりかな…

Diary

 どうも学校に行かない日は、途端にテンションが下がりますね。
 やっぱり仕事というのは、ほんのちょっぴりでもしていた方がいいのかもしれん。
 といって働きたいという訳じゃござんせん。
 これは念のため。
 朝から奥様にいやがられながらも、噺の稽古をいたしました。
 昨日に続き、牡丹灯籠の最初のところを30分。
 それからお茶を飲んで少し休憩をした後、乳房榎の後半30分。
 
 今日はじめて後半を全部やってみました。
 案外覚えていたので、自分でもびっくり。
 これなら夏までになんとかなるかも…。
 最後、重信が殺されて、寺へ慌てて帰った後の描写がちょっと曖昧でした。
 まあ、これはなんとか修正もきくかな。

 午後は図書館へ。
 最近はどうも小説を読む気がしません。
 どうしてかな。
 以前なら、新しいのを次から次へと手にとっておりました。
 この作家のなら、もう読むのはないというあたりまでいったのもあるんですけどね。
 特に最近のライト・ノベルはダメだ。
 手がでません。

 現実が重すぎるのかも…。
 何度か大きな文芸誌の最終選考に残った頃が夢のようですね。
 編集者から電話をもらって、発表を楽しみに待っていてくださいなんて言われたこともありました。
 阿部昭さんに作風が似てると指摘されたこともあったな。
 作家の命は短いです。
 ここ10年で、ガラリと顔がかわってる。
 まさに方丈記の世界だ…。

 今年は例年になく早く桜が咲きそうです。
 困りました。
 こうなったら吉野まで足を伸ばすか…。

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