雪の成人式

Diary

 今日は朝から雪でした。本当に驚きました。予報はあたるのだね。
 子供達の落語会のため、近くのホールまで出向きました。
 着物を着こんで、さて始めるぞ…。
 なんとなくこれだけで、落語をやる気分になります。
 やはり制服は大事なのかも…。

 子供達の噺を聞かせてもらいます。
 あっちこっちキョロキョロと視線が落ち着かない子もいれば、妙にどっしりと構えている子もいます。
 数週間後には、みんなホールで発表会をやるんだからね。
 誠に羨ましい。
 こんなチャンスは滅多にありません。
 いろいろとありまして、最後は可龍師匠の「弥次郎」でお開きとなりました。

 さて外に出ようとしたら、大変な雪。あっという間に積もったのだ。
 午後1時から成人式のセレモニーが行われるのです。
 考えてみれば、今日成人式を迎えるメンバーは、ぼくが2年前に卒業させた連中なのです。
 なんということだ。
 そういえば、あれから2年がたちました。
 早いものです。

 不思議な感慨がありますね。
 とにかくいろんなことがあったからなあ。
 ぼくにとっては最後の担任の3年間でした。
 本当は別の分掌になるはずだったのを、校長への直談判で担任にしてもらいました。
 どうしてもやりたかった。
 それだけ重みのある3年間でした。
 
 卒業式の直前にはあの大地震があり、スケジュールが大幅にかわりました。
 ああいう形で学校に泊まったのもはじめてだったな。
 合宿では何度かあったけど、あれとは全く違いました。
 それもこれもあの濃いメンバー達との思い出です。
 いろんなことが懐かしいのです。
 雪を眺めながら、あれやこれやと思い出して、一人でニヤニヤしてました。へんなの…。

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