新年は「子ほめ」から…

Diary

 今日は新年早々の高座です。
 なんともはや…。しかしありがたいことじゃありませんか。
 なかなかこんな機会はありません。
 市が持っている大きなホールの鏡開きということみたいです。
 大きなお酒の樽を市長さんがキティちゃんと叩いて、まずは新年を寿ぎました。

 さてこの次はぼくの出番だ。
 隣の会場にはちゃんと赤い毛氈の高座がしつらえてありました。
 時間があんまりないというので、「子ほめ」の一席。
 出来はどうだったのか、自分ではよくわかりません。
 前に一度だけ、同じ噺を高座にかけたことがあります。
 あの頃より、間がいくらかよくなったかな。
 あんまり緊張することもなくなりました。

 この演題は寄席でも一番かかるものだとか。
 代表的な前座噺です。笑うところもたくさんある。
 構成もよくできています。
 それでいて、やってみると結構難しいんだ、これが。
 まあ、なんとか一席終えました。
 ここからが今年のスタートだな。

 新しい噺を覚えるのも大事だけど、以前やったものを確実に自分のものにしていくということもあわせてやらねばなりません。
 どっちにしてもこの寒さだ。
 ぼちぼちと家でお稽古しましょ。
 明日も同じ場所で今度は子供さん向けの落語教室がございます。
 朝から、顔を出す予定にしてますけど。
 さてどうなることやら。
 それにしても寒いね。この分じゃ、山は雪だんべ…。

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