生徒とお稽古

Diary

 物理室で寝てましたら、突然生徒の声。どうも落研部員のようです。
 文化祭を前にして、いよいよお尻に火がついたのかなあ。
 やる気になってくれれば、結構ですけど。
 なんたってハングリー精神に欠けておりますのでね。

 夏休みにお稽古してたの。
 無言でにやにや。
 そんなんじゃ、お客様の前に座った時、怖くてできないよ。
 本番中は誰にも頼れないんだよ。誰も助けてくれないよ。自分だけなんだよ。
 いくら言っても現実味がないみたいです。

 まあ、いずれわかる日がくるんでしょう。
 あと2ヶ月。
 その間になんとか恰好をつけなくちゃなりません。
 自分だけが頼りのきびしい芸の道です。

 ぼくもそろそろ今週末に向けて、本格的なお稽古をしなくちゃいけないのですが、なんたって授業で大声を出しすぎた。
 また声が涸れてきちゃいました。やれやれ。
 どうしたらいいのよ。

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