ついお昼寝を

Diary

 暑いのです。でも涼しい。矛盾してるな。でも本当なんです。
 東京とは全く違う。朝夕になると、すっと気温がさがる。これがやはり昼寝の原因か。
 とにかく畳の上にそのまんま。実に心地がよろしい。午前中から4つくらい、噺のお稽古をいたしました。
 お昼ご飯を食べたら、突然の睡魔。
 あとはそのまんま、ご就寝というやつか。
 なんも考えてません。ストレスもなし。
 時間になると、ごはんですよと呼んでくれるので、気分はお殿様かな。
 家にいる時とはまったく事情が違います。
 ついさっき本屋さんへ行って、ただいま戻りました。
 ちょっとの間に次々と新しい本がでます。古いのはどこへ行っちゃうのか。売れないでしょ。
 作家も楽じゃない。いつまでも編集者が育ててくれる時代でもないしね。
 書き続けるのも才能のうちだ。佐伯泰英なんて人は、よくあれだけ文庫本の書き下ろしを続けたよ。
 ただただ感心いたしましす。再版もなく、安い原稿料だっただろうにね。
 鬼の一念、岩をも通すなのだ。
 そうそう、今日はちょっと昔昔亭桃太郎師匠のブログを読み込んじゃいました。
 二つ目で将来の芸術協会を引っ張りそうだというのは、ひょっとしていつぞや打ち上げでお酒を飲んだあの人かな。
 多分、そうだよ。
 天狗にならなけりゃよろしいとある。
 これが一番、難しいみたい。
 天狗になってつぶれた人をたくさん見てきたとか。
 瀧川鯉昇師匠を見習えとある。
 あんなにマイペースで稽古をし、偉ぶらない師匠も珍しいとか。
 誠に芸は怖ろしいのですよ。

タイトルとURLをコピーしました