と半日、本を読みました。今日は三浦朱門の『不老の精神』。まあ、こんなもんでしょ。老年の感想というのはね。奥様の曽野綾子の話が面白い。なかでも75歳で足の骨を折った時の話は傑作だ。なおった途端、前より猛烈に歩き出したとか。これには医者もびっくりして、慌ててとめたそうな。まさに想定の範囲外だったそうです。彼女もやたらと元気だなあ。本屋さんにいくと、『老いのなんとか」とかいうシリーズの本が所狭しと並んでいる。老年に関する本が今は一番売れるんでしょう。団塊の世代が今まさに巷を漂っておるのだ。ここで下衆の勘ぐりをめぐらせると、旦那よりは間違いなく稼いでますな。しかしこれはちとお節介かも…。
ところで今日の新聞によれば、90歳の人の本がやたらと売れてるそうですね。80歳じゃ若いし、100歳じゃちょっと苦しい。そういうわけで、90歳の書き手が争奪戦になっているとか。吉沢久子なんて息が長いね。それにあの『くじけないで』の柴田トヨさん、さらに内海桂子師匠。なるほど、それで本屋へいくと、そんな年頃の皆様の本ばっかりなんだなあ。
編集者の嗅覚は鋭くないとね。
さて一段落してから、掃除にまたまた熱中いたしました。いろんなゴミを片っ端から片付けたよ。とにかくゴミがでかいので、燃えるゴミの袋も最大のやつを買い込みました。これじゃないとなんにも入らない。幸い、これでかなりすっきりしました。
とはいえ、まだまだ道は遠いのだ。これからもじゃんじゃん捨てなくちゃ。
断捨離の精神は脈々と生きておりますぞ…。
のんびり
